私とプリザーブドフラワーの思い出について書いてみたいと思います。
父が入院した折、ガラスケースに入った薔薇のプリザーブドフラワーを、お見舞いに頂戴しました。
病室では生のお花は好ましく無いとの友だちの心遣いでした。頂いたこのお花はとても美しく鮮やかで病院に行けない日も、お水を必要としません。父が亡くなってからも居間には父の写真と一緒に飾り、父を偲んでいます。プリザーブドフラワーが10ヶ月間に及んだ父との最後の時間の思い出を、今もその美し
さと鮮やかさを保ちケースの中に咲いてくれています。
またある時、友だちのお母様が亡くなられた事を後日知りました。彼女はまだお母様を亡くすには若い年齢で、それは大変な悲しみでした。そこでオルゴール付きのオレンジを基調としたプリザーブドフラワーを贈りました。そうすると彼女は毎日、仏壇に置かれたプリザーブドフラワーの「星に願いを」のメロディーを、お母様に聴かせてあげ、お母様への日課としているとメールが送られて着ました。綺麗なプリザーブドフラワーが、きっと彼女の悲しみを少しでも癒してくれたのではないかと思います。
こうして、プリザーブドフラワーは、その時と同じままの姿で思い出に寄り添ってくれるのが嬉しいなと、いつも思っています。きっとこれからも色々なシーンでの思い出を皆さんにもプレゼントしてくれるのではないでしょうか。
当店フローリストレマンでは、プリザーブドフラワーを要望に応じた形でオリジナルの商品の制作も行っております。心のこもったプレゼントは大変心に残ります。大切な方へのお花、是非お気軽にご相談くださいませ。